不動産トラブル事例

不動産を購入する前や購入したのち、不動産会社とのトラブル、工務店とのトラブル、近隣とのトラブルなど、
さまざまな悩みと直面することも少なくありません。
今までに実際におきたトラブルを事例として紹介し、考え方や解釈の仕方などをご紹介いたしております。

住宅を購入する際の年齢は何歳までならOK?

住宅ローンを利用するには、金融機関の融資審査をクリアする必要があります。会社員の方は定年が決まっている為住宅購入時の年齢はとても重要になります。住宅ローンを組む際は、頭金として購入価格の一部を最初に支払うことが多いためある程度の頭金が必要になります。年齢を重ねるごとに貯蓄額が増えるのなら、年を重ねるごとに買いやすくなるのでは?

最大のポイントは返済能力です!

基本的に、住宅居ローンは借りられる年齢制限と最大融資年数があり、完済時年齢の制限があります。

例として、融資可能年齢:20歳以上~66歳未満  最大融資年齢:最長35年(完済時年齢76歳未満)

40歳までに住宅ローンを借りれば35年返済が可能ですが、41歳以上になると融資期間が短くなります。ローン完済時の年齢制限を超えると、年齢が高くなってからでは希望される借入額を確保できないことがあります。計算上35年で借りられたとしても、70歳を過ぎてから年金以外に収入がどれぐらい見込めるでしょうか?実質的な返済は難しいかもしれません。

 

≪住宅を購入した年齢≫

30歳未満:7.8%  30歳代:49.1%  40歳代:31.1%  50歳代:7.8%  60歳以上:4.2%

 

30歳代~40歳代が全体の8割を占めます。頭金を貯めてから買おうと考える人もいますが、あと数年頭金を貯めるより、頭金なしですぐ購入した方がいいケースもあります。住宅の購入が遅れるとその期間分の住居費が必要になります。家賃6万円のマンションなら5年暮らせば300万円以上かかります。賃貸で暮らしている人は早めに住宅を購入した方が家計にゆとりができるケースがあります。十分な返済期間を確保できるのならば、住宅資金以外にも、これからでてくるであろう教育資金や老後の資金などとのバランスをとることも必要です。

40歳代~50歳代でローンを組むのであれば、子供の教育費が無くなってかから退職までの期間に繰り上げ返済をし、出来るだけ早い時期に完済した方が良いでしょう。支払いの利息も抑えられ、退職後の生活にもゆとりが生まれます。