不動産トラブル事例

不動産を購入する前や購入したのち、不動産会社とのトラブル、工務店とのトラブル、近隣とのトラブルなど、
さまざまな悩みと直面することも少なくありません。
今までに実際におきたトラブルを事例として紹介し、考え方や解釈の仕方などをご紹介いたしております。

住宅ローンの審査に落ちる理由とは。

住宅ローンには必ず審査があります。住宅ローンの審査は8割が通過すると言われていますが、審査に通る理由もあれば落ちる理由もあります。審査に通らない理由が分からなければ対策も立てられませんね。銀行は理由を教えてくれないことが多いです。では、どのような事に気をつければ審査に通るのでしょうか?

 

 

仮審査と本審査は見る内容が異なるため本審査で落ちることもありますが、金融機関に信用を得られるようにローンの滞納や遅延に気をつけましょう。

≪年齢≫

完済時の年齢が高ければ高いほどリスクが大きくなります。返済している間に働けなくなったり、病気になり返済が難しくなる可能性があります。完済時の年齢が高すぎる場合は審査に通りにくくなります。

完済年齢は80歳未満で超えそうな場合は借入期間を短くして完済年齢を下げましょう。


≪指定信用情報機関に異動の記載がある≫

公務員や一部上場企業でもこれがあると審査に落ちます。

「移動」はカードの支払いなどで延滞が61日以上あると記載される可能性があります。返済ができなくなり保証契約における保証履行が行われたものや破産手続開始の決定がされたものにも記載されます。

クレジット情報の保有期間は契約期間中及び契約終了後5年以内です。異動がある場合は有効期限が切れるのを待ちましょう。


個人信用情報・・・ローンやクレジットカードの履歴を金融機関同士で共有している情報のこと。

記号の意味・・・$→請求どおり。 P→請求額一部入金 R→お客様以外から入金 A→お客様の事情で約束の日に入金がなかった。 B→お客様の事情とは無関係の理由で入金がなかった。 C→入金なし、原因不明。 -→請求も入金もない。 空欄→クレジット会社等から情報の更新がなかった。

24個中(2年間)2個以上返済遅延で審査落ちになるといわれています。


≪職業≫

収入が高いと全て審査に通るわけではありません。

不安定な職業で収入が安定していない人は審査も厳しくなります。安定した職業に就き勤続年数も長い人の方が完済できる可能性が高く審査に通りやすいのです。1年以上の金属年数があれば審査できる金融機関は約63%程です。源泉徴収票に歩合給がある場合は、給料が変動すると考え直近1年分の資料だけでは事前審査で落ちてしまうこともあります。歩合給は源泉徴収票直近3年分又は毎月の給料明細2年分などが必要です。

≪税金の支払い≫

税金(市民税・所得税)を払っていない人には住宅ローンの融資はしません。給料から徴収されていない人は必ず確定申告をおこないましょう。