不動産トラブル事例

不動産を購入する前や購入したのち、不動産会社とのトラブル、工務店とのトラブル、近隣とのトラブルなど、
さまざまな悩みと直面することも少なくありません。
今までに実際におきたトラブルを事例として紹介し、考え方や解釈の仕方などをご紹介いたしております。

住宅業界もインスタ映えが必要?!

2017年から続くインスタブームですが、最近では住宅に関してもインスタ映えが気にされるようになってきているそうです。住宅にフォトジェニックであることは必要なのでしょうか?インスタ映えを気にする人はどこにこだわるのでしょうか。

フォトジェニックな外観は近隣住宅と上手く交わるよう考慮しましょう!

2010年にスタートしたInstagramですが、本格的に日本で普及したのは2016年後半で2017年にはユーキャン流行語大賞を受賞しています。このブームは住宅業界にも広がりつつあります。Instagramの利用者は20代~40代の女性が多く、住宅業界もインスタ映えを意識した外観デザインを施しアピールするケースも増えています。

都市再生機構は「平成世代と昭和世代の暮らし意識調査」の結果、住宅を決める際の重視ポイントについて昭和世代は「間取り 74.0%」「家賃・価格 72.3%」「日当たり 68.3%」平成世代は「家賃・価格 80.3%」「間取り 69.8%」「広さ 61.5%」の順になりました。平成世代は、SNS映えを意識してかキッチンの最新設備の充実やデザイン性を重視する傾向が昭和世代より強くなりました。欲しい住宅設備では床暖房が1位で、その他にはウォークインクローゼット・システムキッチン・侵入者検知などの防犯機器・浴室テレビ・IHクッキングヒーター・ビルトイン食器洗乾燥機などが人気です。

インスタ映えを意識する世代は、周りからどう見られているかが評価基準の一つになっており、住宅においても見栄えのよい外観や、最新の便利な機能を求める傾向にあります。インスタ映えはファッションや料理だけでなく、住宅でもフォトジェニックな造りが人気になっても不思議ではない時代になりました。特に外観のデザインは1番目にする部分であり注目を集めるものです。その時の流行りだけに左右されインスタ映えする外観を選んだのなら後で後悔することもあるかもしれません。近隣住民との景観の調和や自然環境など考慮することも大切です。