不動産トラブル事例

不動産を購入する前や購入したのち、不動産会社とのトラブル、工務店とのトラブル、近隣とのトラブルなど、
さまざまな悩みと直面することも少なくありません。
今までに実際におきたトラブルを事例として紹介し、考え方や解釈の仕方などをご紹介いたしております。

再建築不可物件での新築を建てる方法!?

現在、古家付きの土地の検討としているのですが、不動産会社から「再建築不可物件なので、取り壊して新しく家を建てるこはできません。」と言われました。新しく家を立てる何か良い方法はないでしょうか?

基本的には不可能ですが、なんと新築する方法があります!!

建築基準法の規定による再建築不可物件と思われます。同法には建築物の敷地は、原則として幅員4mの道路(4m道路)に2m以上接していなければならないと規定しており、あなたが購入を検討している土地は、道路の幅員が4m未満か、もしくは、4m道路に接している幅が2m未満であると考えられます。このような土地に建っている家は、再建築不可物件と呼ばれ、古い家を壊して、新しく家を建てることはできません。

でも方法はあります。再建築しないやり方で家を新しくするのです。つまり、今ある古家の壁や床は壊して柱と基礎だけを残して、その後、思いっきりリフォームをすれば良いのです。そうすれば壁も床も、屋根も、キッチン、リビング、風呂、トイレなど目に付くものは新品になって、まるで新築したかのような家が完成するのです。最新式のキッチン、除湿機能付きのユニットバス、床暖房、断熱効果が高い二重窓にすることだってできてしまうのです。これはもうほとんど新築と言っていいでしょう。