不動産トラブル事例

不動産を購入する前や購入したのち、不動産会社とのトラブル、工務店とのトラブル、近隣とのトラブルなど、
さまざまな悩みと直面することも少なくありません。
今までに実際におきたトラブルを事例として紹介し、考え方や解釈の仕方などをご紹介いたしております。

大規模分譲地・小規模戸建の違いとは?

新築戸建てにもいろいろタイプがあります。大規模分譲地や小規模戸建てなどよく聞きますが、どのような違いがあるのでしょうか。

最近は大規模でも駅近の都市型分譲戸建ても注目されています。街並みや周辺環境、街のコンセプトなどが自分たちのライフスタイルに合っているのかを考えて選びましょう。

小規模戸建ては、戸数規模の小さな住宅(1~10棟程)既に出来上がっている街の中にある一戸建てのことです。小規模戸建ては最寄り駅に比較的近く利便性のよいエリアに建てられることが多いです。小規模戸建てには、土地建物もコンパクトサイズの物件もあり、その分、分譲価格が安く設定されており安く購入できる場合がある。ただし、土地建物も狭いため間取りや、日当たりなどの良好な立地条件は望めないこともあります。

大規模分譲地は、どの区画数から大規模と言うのか明確な定義はありません。一般的に20戸(区画)以上のものを大規模分譲地と呼ぶようです。大規模分譲地は、開発者がそれぞれコンセプトを設けて街づくりをしていることが多く、豊富なバリエーションの中から自分たちの好みに合った住宅を選ぶことができます。現在の大規模住宅では個性を尊重しつつ統一したほうが美しいものには統一を行っています。全棟南向きプランがあったり、お隣との間隔もある程度保たれています。街路樹付きの歩道を設けているものや、電線や電話線を地中に埋設したり美しい家並みを作り上げています。大規模分譲地は、多くの人が住むようになるので様々な施設も建てられていき利便性が高くなっていきます。街ぐるみで警備会社と契約しセキュリティを守ってもらうところもあり、警備員が街を巡回したり不審者の侵入を防いでくれます。警備費用も戸数が多ければ負担する額も少なくすみます。分譲地を購入する方は子育て世代が多いので、子供同士の年齢が近ければ家族ぐるみの付き合いができます。

ただし、気が合えば問題ありませんが考えが合わない人がいたり、人付き合いが苦手な方はストレスをずっと抱えていくことになるかもしれません。新しく引っ越してくる方ばかりなので、お隣がどのような方か分からないのも不安な要素です。