不動産トラブル事例

不動産を購入する前や購入したのち、不動産会社とのトラブル、工務店とのトラブル、近隣とのトラブルなど、
さまざまな悩みと直面することも少なくありません。
今までに実際におきたトラブルを事例として紹介し、考え方や解釈の仕方などをご紹介いたしております。

新築なのに水漏れが!!(゚д゚)!

新築を購入し、住み始めてから1ヶ月もたたないうちになんと水漏れが発生!普通、新築であれば全ての設備がしっかりと配置されているはず、水漏れが起こるようなトラブルはあり得ないでしょう。なのに!2階にある洗濯機を回していると突然水漏れが起こり、1階の壁から玄関まで水浸しに・・・すぐに施工業者さんに診てもらったところ排水管の設置に問題がありました。補修工事はしてもらえますが、購入したばかりなのに!新築に戻らないのにお金を払い続けるなんて・・・。

新築住宅を購入してすぐに水漏れは、当然ながら施工業者に原因究明と補修の対応を!

少し前までは、戸建てはリビングや浴室・洗面など家族が集まる場所が1階に多くありましたが、最近の戸建ては2階に設置されることが多くなりました。今までは、起こらなかった天井からの水漏れが起こる可能性が出てきました。家づくりも人が行うものですから、配管ミスなども皆無ではありません。施工途中におけるミスならば瑕疵担保責任の対象になるでしょう。施工業者に対して、しっかりした対応を求めることができます。

2階の水回りが原因で起こる水漏れ以外にも、建物内部から水漏れが発生することがあります。

■ 雨漏り

天井や壁が濡れる原因で一番多いのは「雨漏り」ではないでしょうか。一般的な家屋では、雨水が侵入してこないように防水処理が施してありますが、外壁や屋根材のずれや屋根の損傷などで隙間から雨水が入り込み水漏れが起こります。

■ 水道管の破裂

2階に水回りがある場合、壁や天井に水道管が設置されています。この水道管が破裂することで水漏れを起こします。地震や凍結などの自然災害によって破裂し水漏れを起こすことがあります。1日中、水漏れが発生していたり、水漏れの量が多いときは水道管の破裂を疑いましょう。見えない部分で大量に水漏れをしていることもあるので少量でも水漏れを発見した場合は業者へ相談しましょう。

 

■ 床下の水漏れ

床下の水漏れは気づきにくく、漏水しても2~3年気づかないということもあります。床下の水漏れは、構造部分の劣化や腐食・カビ・錆などが発生して住宅の寿命を縮めることになります。床下の漏水原因としては、給水管・排水管・雨水・まれに地下水からの湧き水が原因になることもあります。床下に溜まっている水が、泡立ちや濁りがあまりみられないなら地下水が床下に湧き出している可能性があります。

水漏れに限らず住宅のトラブルは早期発見と早期対処が基本です!