マイホームの買い時はいつなのか?絶好のタイミングは2020年以降??

家を買うならいつが買い時なのでしょうか。消費税増税や住宅ローンの金利や子育て環境を考えていくと、いつ家を買うか悩ましいところです。

国土交通省が発行している「住宅市場調査報告書」では平成28年度の「世帯主の年齢(一次取得者)」の平均年齢を見てみると分譲戸建が他の住宅に比べて若干年齢が低くなっています。(注文住宅:39.4歳 分譲住宅:36.9歳 分譲マンション:39.4歳 中古戸建:41.1歳 中古マンション:43.4歳)住宅の種類でも年齢差はありますが、マイホームの購入は30代後半から40代前半にかけて多くなています。

年齢から考えると、早く購入すれば返済期間を長くできその分月々の返済額が抑えられます。40代半ばを過ぎると長期ローンが組みにくくもなります。40代は教育費や退職後の備えに加え、親の介護費なども気になり始めるころです。将来を見越して早いうちから支出の目安を立てることで負担も楽になります。今後は消費税増税の影響もでてきます。2019年10月に消費税10%になります。いつまで8%の消費税が適用されるかですが、①2019年3月31日までに注文住宅は請負契約・それ以外は売買契約を結んでいる場合。②2019年9月30日までに物件を引き渡す場合。このどちらかを満たしていれば8%の消費税で購入できます。契約してから引き渡しまでの期間が長い注文住宅の購入を考えている方は早めに契約したほうがお得です。

では、不動産価格自体が値下がりする時期はくるのでしょうか。まずは2020年東京オリンピック後が1度目の絶好機!今までオリンピックが開催されてきた大体の国で、開催の前年に経済成長率がピークになり開催翌年にはグンと下がっています。オリンピック後がお得に買うことができるチャンスでもあります。そして、2022年以降2度目の絶好機!農地が宅地に利用できるようになり、宅地の供給量が増えることで価格が大幅に下がると言われています。(生産緑地2022年問題)3度目の絶好機は2025年以降、相続されない物件が増え不動産価格が値下がりすると言われています。最も人口の多い団塊世代が「後期高齢者」の仲間入りをします、自分たちは住まずに、売却したり賃貸にしたりと物件が沢山出てくると予想されています。

マイホームの購入は、家族の状況・年齢・収入など色々な要素がからみあってきます。しっかり計画を立てタイミングを見極めることが大切です。