不登校をサポートするフリースクール。通うのにはハードルがある?世田谷区にできた新たな施設とは

【フリースクールは通いづらい?】

一言にフリースクールといってもその概念は国や地域でも違い様々な物に分類できます。

日本では主に不登校の子どもに学習できる学校以外の居場所を提供する施設など、

既存の学校とは違う施設がフリースクールと呼ばれています。

このフリースクールは1980年頃にいじめなど様々な理由から

子どもが学校に通えなくなる『不登校問題』をきっかけに少しずつ全国に設立され始めました。

フリースクールは子どもとその保護者を支えることができる場所として非常に需要のある施設であり、

年々認知度も上がっていますがまだまだ子どもたちを通いづらくするハードルがあると言います。

 

・精神的なハードル

『フリースクールに登校したら自分が本当に不登校であると認めることになってしまう』

といったことから本当に必要としている子どもが通いづらいと感じるケースです。

 

・フリースクールが足りない

2015年に文部科学省が行った調査によると全国では474箇所にあると言われていますが

既存の学校と比べるとどうしてもフリースクールは足りていません。

また、数が足りていないことから自宅の周辺にフリースクールがないということが少なくないために

通学に多くの時間を費やさなければならず通いづらくなりがちです。

このように気軽に利用しづらいというのは非常にネックです。

 

・学費が高い

民間で運営されているフリースクールは原則として

公的な支援を国などから受けることができないため保護者が学費を負担することになります。

学費はフリースクールによりますが既存の公立学校よりも

サポートの費用などがかさむため保護者にとって大きな負担になってしまいます。

 

これらのようなことから不登校であってもそのほとんどの子どもがフリースクールに通えずにいると言います。

 

【ほっとスクール希望が丘 世田谷区】

今年の2月、世田谷区船橋の旧希望が丘中学校跡地にできた

複合施設の2階部分に不登校支援施設『ほっとスクール希望が丘』がオープンしました。

公設民営の支援施設開設は全国でも珍しい上に、

運営には都内で30年以上フリースクールを運営している実績のある

フリースクールのパイオニア的存在のNPO法人『東京シューレ』が携わっていて

世田谷区在住の小中学生が利用できます。(私立校の在籍者も含まれます。)

希望が丘以外にも世田谷区には2つのほっとスクールが運営されていて

子どもたちが自分らしい進路を目指せるように取り組んでいることが伺えます。

 

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