もともと観賞するのは『桜』ではなかった??春の風物詩『お花見』の起源とは

本日から4月に入りました。

新学期や新年度。さらには新元号の発表など新しい出来事が目白押しです。

この春から新しい環境や生活がスタートする方も多いのではないでしょうか?

生活の変化だけではなく季節もすっかり春になり日本各所で桜が見ごろを迎えています。

桜は日本を代表する花でありぱっと咲き誇り短い期間で散っていく様から

命の儚さに似ていると国内外の様々な人々に愛されています。

そんな桜の楽しみ方の定番であり春の風物詩である『お花見』の起源はどのようなものなのでしょうか?

 

お花見の起源とは・・・

お花見の起源は奈良時代の貴族が行っていた行事だとされています。

そのころは主に』ではなく中国から伝来されたばかりの『』を観賞していたと言います。

日本最古の和歌集である『万葉集』でも梅の歌が110首収録されているのに対し

桜の歌はわずか43首のみということからも当時のお花見は梅が主流だったことが伺えます。

花の種類が変わり現在のように桜を観賞するようになったのは平安時代以降です。

鎌倉時代に入るとその風習は武士たちの間にも広がりました。

庶民の間にもお花見が広まったのはその後の江戸時代であり

全国的に知られ盛んに行われるようになりました。

桜の品種改良が盛んに行われたのもこのころであり

現在の東京都豊島区に当たる染井村に集落を作っていた植木職人や造園師たちが

エドヒガシサクラとオオシマサクラを配合して『ソメイヨシノ』を作り上げたのもこのころです。

桜は品種によって開花の時期が異なりますが

ソメイヨシノの場合は現在国内に植えられている桜のほとんどがそのクローンであることから

開花に最適な気候を迎えると一斉に咲く特徴があります。

毎年ニュース番組で取り扱われる桜前線はソメイヨシノの開花地点を結んだものです。

 

時代を超えて愛され続ける花と行事

このようなことからお花見は時代と共に幅広い階級の人々に風習として伝わり

階級制度のない現在においても楽しまれている日本の歴史ある風習であると言えます。

当社ではソメイヨシノの他にシダレザクラやサトザクラを併せた

190本の桜が植えられている駒沢オリンピック公園近くの物件を取り扱っております。

よろしければこちらからご覧ください。

現地販売会も実施しておりますのでお花見と一緒にお楽しみいただければと思います。

何か気になることがございましたらお気軽にご質問ください。

皆様のお越しをお待ちしております。

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