一人暮らしに人気の間取りとは?

不動産投資に挑戦される方であれば、まず手始めに単身者向けの物件を検討される方が多いのではないでしょうか。不動産投資で重要なのは、やはり賃貸需要です。単身者がどんな物件を希望しているか把握することが重要です。全国の18歳以上の男女2800名を対象にインターネットで実施した「一人暮らしに関する意識調査」では、部屋探しの重視ポイントの1位は「間取りの広さ」となりました。「一人暮らしの実状と部屋探しについて」というアンケートでは、単身者の約44%が現在「1K」の間取りに住んでいることが分かりました。

≪現在住んでいる間取り(単身者男女)≫

  • ワンルーム・・・16.9%
  • 1K・・・・・・・44.1%
  • 1DK・・・・・・10.2%
  • 1LDK・・・・・4.0%     

≪建物の重視ポイント≫

  • 間取りの広さ
  • 日当たり
  • 耐震性
  • 築年数
  • セキュリティー

≪周辺環境の重視ポイント≫

  • コンビニ等が近くにある
  • 最寄り駅からの徒歩分数
  • 学校・職場に近い
  • 静けさ
  • 医療機関が近くに有無

≪部屋の設備の重視ポイント≫

  • バス・トイレ別
  • エアコン付き
  • 収納スペース
  • インターネット環境
  • 洗濯機置場が室内にある

近年は建物の「セキュリティー」「耐震性」に対する意識も高まっています。部屋の間取りは、本来は1DK・1LDKでメインの居住空間とキッチンダイニングは別にしたいという希望が多いですが、家賃や立地・設備などを優先するためか、現実と希望は必ずしも一致しないようです。設備の重視ポイントは「バス・トイレ別」が1位、その次に「エアコン付き」「収納」となっています。単身者に求められているのは「利便性・安全性」といえます。学校や職場に近い場所であったり、静けさ・自然環境を重視する人も増えてきました。