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不動産の資産価値は、その建物や土地が持つ経済的な価値を指します。「その物件が売り物として、どれだけ価値があるか」「売るときに、いくらで売れるか」ということです。

現在のマンションを4,000万円で買いたいという方がいたら、そのマンションは4,000万円の資産価値があると言えます。一生住むつもりでも、住み替えなどで売却しなければならない状況になる可能性もあります。できるだけ、高値で売却するために「資産価値の落ちにくいマンション」かどうか重要なポイントになります。

資産価値は、築年数が長くなったり設備の劣化が進めば落ちやすくなりますが、最寄り駅の開発などで立地条件が改善し人気の立地となれば資産価値は上がりやすくなります。イメージの良い街や憧れのエリア・利便性の良い街は人口が減らないため資産価値も下がりにくいのです。立地条件はマンション選びにおける重要な要素の一つです。立地は建物の設備や管理体制とは違い、購入してしまうと変更することができません。立地条件は大規模な街の開発でもない限り簡単には変えられないからこそ資産価値を考える上で重要になってきます。賃貸にする場合はターゲットにしている層にあった環境があるかどうかも大切です。ファミリー向け物件なら、子育て環境が整っていることも見る必要があります。そして、最寄り駅から徒歩10分以内のマンションは資産価値が高い傾向にあり、徒歩1分以内のマンションや駅から直結しているマンションは、ほぼ資産価値が落ちないと言われています。マンションが古くなってくるほど重要になってくるのが管理体制です。管理がしっかりされているかどうかで将来の資産価値が決まります。状況に応じて適切なメンテナンスを行わないと想像以上に早く資産価値が下がってしまいます。管理状態は植栽に最も反映されると言われています。管理会社が入っていれば、メンテナンスや修繕工事の提案をしてくれるなど管理組合を適切に運営してくれます。管理会社が入っていない場合は管理組合の活動状況を確認したり、組合の方に直接話を聞いて管理体制が機能しているか確認しましょう。

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