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高利回りがいつまでも続くなんていう夢のようなお話は・・・”夢でしかない”と思う気持ちを持ちましょう!

高利回りがいつまでも続くなんていう夢のようなお話は・・・”夢でしかない”と思う気持ちを持ちましょう!

購入費用の低さと利回りから、東京郊外に築30年の中古のワンルームマンションを購入したAさん。マンションの購入価格は800万円。5万円の家賃を想定していたので、単純計算で表面利回りは7.5%です。入居者もすぐに決まり、問題なく家賃収入を得られていましたが、契約更新のタイミングで入居者は退去してしまいました。そこからが想定外でした。もともと築年数も古く、駅から15分ほど離れたところの物件ということもあり、入居者がなかなか見つからず…。

途中で家賃を4万円まで下げ、やっとのことで入居者が決まったものの、空室期間が4ヶ月も空いてしまいました。結局、当初想定していた7.5%という利回りも、その年は4%まで下がってしまいました。さらに家賃を下げたことによって、毎月の手出しが増えてしまいました。

一時は売却も検討しましたが、築年数も古く、駅からも少し離れているため、買い手がつかなかったそうです。利回りだけをみて購入したものの、そもそも入居者がいなければ利回りは0になってしまします。最初の利回りだけを見て購入したことを後悔したAさん。このような事態を招かないために、一体どうすればよかったのでしょうか。

 

高利回りや目先の収益だけで惑わされないで!

 

周辺の家賃と比べて高い家賃が設定されているのであれば、次の入居者の入れ替わり等で、家賃が下がる事はわかるはずです。しかし、やっと見つけた高利回り物件だったりすると数字に惑わされて購入する方もいます。周辺の家賃相場はもちろん、物件の築年数やグレードを良く見ずに、高利回りだと言う理由だけで購入すると、確実に不動産投資に失敗します。

家賃収入を安定して確実に得たいのであれば、利回りで判断するのではなく、家賃が相場に合った適正価格であるかどうかと言った部分や、物件が家賃に見合ったグレードかどうかなどを見極める必要があります。

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