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不動産投資に失敗した理由はなんでしょう?

不動産投資に失敗した理由はなんでしょう?

不動産投資は毎月安定して家賃収入が得られる為、比較的手堅い投資と言われています。しかし賃貸の需要がなければ賃貸収入を得られませんし、物件購入後に問題点が発覚したりすれば大損することもあります。では、実際に大損をしてしまった人にはどの様な理由があったのでしょうか。

 

■学生の需要があれば賃貸収入が安定する!

学生の需要を見込み大学の近くのマンションを購入。築年数は25年ほど、利便性はそれほど良くはないが一人暮らしをする学生に需要があり安定した運営ができていました。しかし、近くにあった大学が移転することに!その結果、大学生達も移転した大学近くにお引越し・・・入居募集をかけるも年度の切り替わりに上手く入居者を付けられずしばらく空室になり利便性の問題もありその後も入居者付けに苦労することになりました。結局、売却することになったのですが、大学の移転もあり購入希望者がなかなかみつからず売却価格も希望価格より大幅ダウンになりました。

 

■海外不動産に手を出した結果。

不動産投資は国内だけではありません。海外不動産を専門に扱う会社から投資目的でフィリピンにある物件を購入しました。購入した物件のエリアはこれから発展が見込まれる地域で物件の値上がりも期待できます!この物件は建物が建つ前に購入するシステム(プレビルド)だったので慌てて購入したのに・・・建物の完成を見ることなく建設会社がまさかの倒産。発展するはずだったのでは?結局、不動産投資をやめることになりました。

 

■全てお任せください!の言葉を信じたのに。

不動産投資の強みの一つは各分野の専門家を活用できることです。リフォームなら工務店、管理は管理会社、税務なら税理士に任せられます。しかし、中には悪徳業者も・・・「全て任せてください!絶対損はしません。」必ずと言っていいほど聞く言葉ですが、絶対なんてことありません!実際に購入したのは、駅徒歩5分程の築浅物件で空室リスクもなく長期運用できるということで購入。しかし、丸投げした結果月々8万5000円の家賃収入に対してローンの返済額が9万円。毎月赤字です。設備の故障などもあり修理費の支払いでまた出費、結局物件を売却することにしたが物件は無くなったがローンは残ることになりました。

 

不動産投資は自己責任です。始める前に、まずはしっかり情報収集をして最低限の知識を得ましょう。専門業者に頼ってもいいが丸投げせずに、完璧な物件など存在しません!物件の長所や良い言葉だけ聞くと失敗につながります。

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