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家賃滞納者どうする!?

家賃滞納者どうする!?

家賃滞納者が長期に渡り居座ることになれば部屋が空室と同じ状況です。単に忘れていただけならまだいいのですが、収入がなく払えない場合や払う気がない入居者の場合はどうすればいいのか悩むところです。

 

家賃滞納が起こるには様々な理由があります。まずは、なぜ家賃滞納しているのか理由を正確に把握することが重要です。

 

【家賃滞納でよくある理由】

急な出費でお金が足りない。

口座にお金を振り込むのを忘れた。

旅行など出かけていて支払えなかった。

急に病気・ケガになった。

行方不明・音信不通

支払う気がない。

 

他にも上げれば切りがありませんが、よくあるこの様な理由の9割近くは嘘のことが多く本当の理由は、「ギャンブルでお金を使ってしまった…」などの浪費他の債務の支払いなどで家賃を支払うことができない人が多いようです。本当の理由を把握しておかないと今後の家賃の支払について指摘や是正させることができません。賃借人の収入状況と負債状況をできる限り把握しましょう。

 

一時的に支払いが遅れた場合は、入金状況を確認し支払いの遅れが頻繁化したりすることがあれば、通知をすることで家賃支払いの意識付けを行ったり、家賃の集金方法を口座引落しにすれば少なくとも振込忘れは防げます。しかし、支払う気がないなどの悪質な場合は法的手段により契約解除・差し押さえ・明け渡し請求などの方法をとります。

 

家賃を滞納された際は速やかに行動しましょう!

■家賃入金日に必ず確認し滞納が発覚したら、翌日に電話で確認をとりましょう。

■滞納から1週間程度経過したら文書で確認をとりましょう。

■2週間経過しても連絡が取れない場合は入居者の身の安全も心配です。文章で連絡をもらえるよう催促したり、内容証明を使って記録に残すのもいいでしょう。この時点で保証人や勤務先へ連絡を取る管理会社や大家さんもいます。保証人や勤務先に連絡を取る際は前もって期日を決めて保証人や勤務先に連絡を入れることを通知しておきましょう。

■1ヶ月経過すると、入居者のこれまでの滞納状況により対応方法も異なります。滞納常習者の場合は、契約解除の準備を進めましょう。

■2ヶ月経過した場合、入居者と連絡を取りつつ内容証明を送り賃貸借契約の解除、建物明渡訴訟の手続きをすすめましょう。この段階で弁護士に相談をするのもいいでしょう。

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