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借りた賃貸物件が欠陥だらけだった!

借りた賃貸物件が欠陥だらけだった!

やっと理想の物件を見つけたのですが、築30年・・・内装の綺麗さは期待していなかったが内見にいくと、なんと思った以上に綺麗だったのです!そして、引っ越しを決意したのですが・・・住み始めて約1ヶ月様々な欠陥や設備不良に悩まされることになりました。すぐに引っ越しもできないし、住んだ後に欠陥に気づいた場合どうすればいいのでしょうか?

 

欠陥は賃貸住宅にもあります。賃貸住宅の方が古い物件が多く、現在の建築基準を満たしていない物件も多くあります。そのような物件は、特に耐震構造や有害物質に対する基準が甘かった為、地震により崩壊する危険性や有害物質が散乱する可能性があります。賃貸物件のような集合住宅では建て直しの際には住人全員の退去が必要な為、容易ではありません。新築だから安心というわけでもなく、建築費用を抑えるために手抜き工事が行われることもあるようです。

 

欠陥住宅とは住居として最低限備えるべき大事な機能や性能を有しない住宅の事を言います。

・床の傾き

・基礎が陥没している

・機密・断熱・通気不良

・漏水  等

 

欠陥を住宅に住まない為にはどこをチェックするべきか?

・水の入ったペットボトルを床に置いて振動の確認!振動があれば中の水が揺れます。振動があれば、鉄筋不足や耐震性の問題につながる可能性もあります。

・ピンポン玉を床に置いて転がらないか確認!床が傾斜していることが分かります。床と繋がっているコンクリート部分などに傾斜がある可能性もあります。

・クローゼットの中なども確認!見えない部分を手抜きしている場合は要注意です。建具や柱が垂直であるかどうかも確認しましょう。

・素足でフローリングを歩いて確認!クッションフローリングなら多少沈みますが、二重床で沈む場合は腐食が起きていたり基礎部分に問題があるかもしれません。

・窓を閉めた状態で壁紙や床の臭いを確認!薬剤臭・シンナー臭・カビが生えていないか確認しましょう。

 

入居後に欠陥に気づいたときは退去時に自分が原因だと疑われる場合があるのでまずは、証拠として写真を撮って残すようにしましょう。さらに、書面に残すことも忘れずに!

そして、不具合に気がついたらすぐに連絡をしましょう。不動産会社経由で連絡を入れてもいいのですが、直接大家さんに連絡を入れた方が対応が早いケースもあります。新築の場合は大家さんも被害者ですし、建築会社に無償で修理を依頼することもできるかもしれません。無駄にお金や時間を使わない為にも、内覧時のチェックをしっかり行いましょう。

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