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「こんなはずじゃなかった…」家賃収入で途方に暮れないためにも、一般管理での入居者募集の失敗事例から学ぼう!

「こんなはずじゃなかった…」家賃収入で途方に暮れないためにも、一般管理での入居者募集の失敗事例から学ぼう!

あなたは、どのような理由から不動産投資を始めようと思いますか?また、不動産投資において、何を求め何を優先しますか?

・安定した老後を送るために必要な私的年金を得るため

・自分に万一の事が起こった際に、家族に十分な生活資金を残すため

・銀行預金をするより多額の利息収入を得るためetc…

考え方は人それぞれだと思います。ただ、いずれにおいても共通していえるのは、「将来に向けて、少しでも多くの資産を残したい」ということではないでしょうか。しかし、「こんなはずではなかった…」という現実にぶつかることも少なくないということを忘れてはいけません。

そこで今回は、目先の収益だけにとらわれて、安易に一般管理で契約を進めたがために起きた、入居者募集に関するトラブル事例を2件ご紹介します。

 

営業マンに勧められるがまま契約した結果…

駅から徒歩5分の好立地の築浅物件を購入したAさん。物件を目の前にして高揚していたAさんは、「今は入居中なので、家賃の空室保証は手数料が高いだけでもったいない」と営業マンに勧められるがまま、空室保証ではなく一般管理で購入しました。購入後すぐは、順調に家賃も入っていたのですが、購入時の入居者が一旦退去した後は、次の入居者がなかなか決まらず、家賃が入ってこない時期が続くことに。やっと次の入居者が決まったかと安心したのも束の間、すぐに退去してしまい、そしてまた空室期間が…。さらに、退去時には予想もしていなかった高額なリフォーム代がかかってしまいました。「こんなことなら最初から空室保証にすればよかった…」と思い、購入した業者に相談しようと連絡をしてみると、その業者はすでになくなっていました。

 

☆業者選びは慎重に!上手い話を鵜呑みにしない冷静さを忘れないで!

☆一人暮らしの入居者は長くは住まずに退去してしまう可能性があることを念頭に置き、「空室保障」「一般管理」のどちらが最善か、リスクを回避する上でもよく勉強し、判断しよう!

 

将来、家賃収入が年金代わりになるはずが…

サブリース契約中のワンルームマンションを購入したBさん。計画通りに毎月家賃が入金され、この状態がこの先ずっと続けば、年金受給と同時にローンが自動的に完済でき、家賃収入がそのまま年金代わりになる予定でした。しかし、購入してから3年ほど経った頃、インターネットの書き込みや本に影響され欲が出てしまい「一般管理に変更すれば手数料が安くなり、今よりもさらに収入が増えるかも…!」と心を揺さぶられた結果、サブリースを勧めてくれた営業マンを振り切って一般管理に変更。ところが現実は、たとえ手数料が安くなっても、入居者が入れ替わる度に高額なリフォーム代やクリーニング代を支払わなければいけないことに。さらに、その都度2~3か月の空室が出てしまうため、その期間の家賃収入はゼロ…。その繰り返しの末、今まで考えていた計画は無残にも崩れていってしまいました。

 

目先の手数料だけで物事を考えないで!

☆世の中の情報に心を揺さぶられ欲が出てしまった時こそ、プロの意見にしっかり耳を傾けて!

 

誰しも、求めているものを得る為に「成功する方法」を知りたくなるものです。もちろんそれも良いことですが、誰もが「成功する方法」を見つけ出せるとは限りません。では、どうすればいいのか。それは「失敗しない方法」を知ることです。『失敗は成功のもと』とういう言葉があるように、失敗事例から学ぶことによって、失敗しない不動産投資を自分のものにしましょう。

 

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