今年2月22日(金)から京王電鉄『京王線』並びに『井の頭線』のダイヤ改正が行われました。
主な改正内容としては下記のようなもので
- 平日朝の上り(新宿行き)の『京王ライナー』が運行開始(増発)。
- 土日休日下りの『京王線ライナー』を増発。
- 平日朝の相模原線方面から上りの準特急の運行拡大。
- 平日の井の頭線9時台後半から10時台前半の上り急行並びに各駅停車を増発
長距離利用者のニーズに応え有料座席指定車である『京王ライナー』を朝の時間帯上りの運行開始(増発)・土日休日下りの運行時間帯を拡大するものとなっています。
どんな時にダイヤ改正を行う?
平日の始発から実施された今回のダイヤ改正は利便性の向上と混雑緩和を狙ったものだと言います。では他にはどのようなことで改正されるのでしょうか?
新路線が開通される場合/既存路線が廃止される場合
新路線が開通される場合その路線のダイヤを作る必要があります。新路線に直通している既存路線が合った際に合わせてダイヤを考慮し改正する必要があります。
既存路線が廃止されるのは赤字のローカル線に多いケースです。廃止された路線を考慮し調節することになります。
新駅が誕生する場合/駅が廃止され停車駅が減る場合
新駅が誕生するとその分停車駅が増えるためダイヤの調整を行う必要があります。
2020年春にJR山手線・京浜東北線の田町駅から品川駅の間に新駅『高縄ゲートウェイ』が誕生することも記憶に新しいです。
また駅が減った場合、駅から駅までの移動距離が長くなるため同様に調節します。
ダイヤ改正はいつ頃から計画される?
JR各社のダイヤ改正は3月ごろに行われることが多く利用者の通勤・通学に影響を与えないため土曜日や日曜日から実施されるケースが多いです。
今年も上記で記した以外にJRグループが3月16日(土)に一斉にダイヤ改正を行うため該当する路線を利用している場合は確認を急いだほうが賢明と言えます。
ダイヤ改正方法は改正する路線の規模などにより既存のダイヤを一度白紙にしてから前例にとらわれず全てを置き換える『白紙改正(ゼロベース改正)』と既存ダイヤを軸に追加や修正を行う『挿入式改正』の二つに分けられます。大規模な改正であれば2、3年前から計画が始められることもあります。上記のように直通する路線に与える影響を考慮する必要があるため念入りに検討されます。
毎日使う電車だから
毎日の通勤・通学に欠かせない電車。
突然の変化に慣れることは難しいですがより利用者にとって利用しやすくするために考えられているものです。
ダイヤ改正の際はしっかり確認して慌てずに順応していくことが大切と言えるでしょう。
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