環境局が実施している住宅関連の補助金制度や支援策があります。
東京都では住宅向け省エネ・再エネ関連設備への支援を行っており、この制度は戸建住宅・マンションなど集合住宅どちらにも活用できます。
【対象機器】
・蓄電池システム・・・昼間の太陽光発電の蓄電が可能です。夜間や昼間に使用することで電気代を削減でき、停電時のバックアップ電源としても活用できます。都内の住宅に新設され
た機器で太陽光発電システムを同時導入又は既に導入していることが必要です。
補助率は機器費の6分の1・上限4万円/kwh（24万円/戸）
・家庭用燃料電池・・・電気と同時にお湯を作れます。ガスや電気代の削減も可能です。機種によっては停電時にも発電可能です。都内の住宅に新設れれた機器で停電時発電断続機能付
きのもの。
補助率は機器費の5分の1・上限戸建10万円/台 集合住宅15万円/台
・太陽熱利用システム・太陽熱を利用してお風呂・床暖房等で利用できます。ガスや電気代の削減も可能です。都内の住宅に新設された機器が対象です。
補助率は機器・工事費の3分の1・上限6万円/㎡ 戸建て24万円/戸 集合住宅15万円/戸
・V2H・・・・・・・・電気自動車等(EV・PHV)の充電が家でできます。EV等から住宅へ電気を供給することも可能です。都内の住宅に新設された機器で太陽光発電システムを同時導
入又は既に導入していることが必要です。
補助率は機器費の8分の1・5万円/台
【モデルケース】
・太陽熱利用システム⇒導入費用約60万円（戸建）＝都補助金20万円+負担金約40万円
・V２H⇒機器費用約60万円＝都補助金5万円+負担金約55万円
※モデルケースは実際の補助金額を保障するものではありません。
都内の建物がそれぞれどの程度太陽光発電等の設置に適しているかが分かるWEBマップ「東京ソーラー屋根台帳」があります。建物ごとに太陽光発電への適合度を地図上で色分けしたものです。屋根の傾斜や、近隣の建物などによる日陰の影響も考慮して適合度を算出しています。ご自宅で簡単に適合度を確認できます！