もしもの時のために防災訓練!なぜ全国で行われるようになった?

言わずと知れた自然災害大国の日本。

もしもの時のために避難経路の確認、水や食料を備蓄するなどの対策が必要です。

その対策の一つである防災訓練はなぜ全国で取り入れられたのでしょうか?

 

【全国で防災訓練が行われる理由】

日本の防災訓練の歴史は江戸時代までさかのぼると言われています。

江戸時代は『火事と喧嘩は江戸の華』という言葉を残すほど267年間で1798回もの火事が発生していました。

そのため人々は頻繁に起こる火事に対策を練る必要があり、この時代には既に防災マニュアルと呼ばれるものが存在していたと言います。

『火消』という現在の消防署や消防団に繋がる制度も設けられたのもこのころです。

近年は消防法第8条が制定されたことにより学校、病院、工場、事業場、興行場や百貨店では災害発生時に管理者が

その場の人々の安全を守る義務があると定められているため

日ごろから訓練をすることで防災への意識を高めている施設を増やすことに繋がったと言えます。

そのような避難訓練の一環で地震の模擬体験ができる『起震車』や

火災時のあった建物内の体験ができる『煙体験ハウス』を使ったことが誰しも一度はあるのではないでしょうか?

その防災体験に新たな物を取り入れている自治体もあります。

 

【進化する防災体験 品川区がVRを導入?】

品川区は区民の防災意識を高めるために防災に関して独自に開発」したVR(バーチャルリアリティー)を

昨年から『しながわ防災体験館』で公開しています。

この体験館は東日本大震災の教訓を踏まえて地震などの災害から生き延びることを目的に、

災害発生時の正しい知識や技術を身に着けることができるようにと2016年にオープンしました。

日本語以外に英語、中国語や韓国語など多数の言語に対応していることもあ

り区民のみならず海外の人々も学べるように工夫がされています。

今回はマンション室内での長周期地震動が体験できる『マンション編』

地震発生直後の体験ができる『避難編』が追加され、品川区特有の災害事情に沿った体験ができます。

昨年から公開されているビル火災での避難体験とは違った体験をすることができます。

このように区がオリジナルでVRを開発・公開をするのは23区で初の取り組みです。

しながわ防災体験館

JR線 東急線・りんかい線大井町駅より徒歩8分/東急大井町線下神明駅より徒歩5分

開館時間 午前9:00~午後5:00

休館日 毎週月・土・祝日・年末何市

 

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弊社株式会社アスタイルではこのような防災に意欲的な品川区の物件も取り扱っています。

物件情報を掲載したホームページがありますのでこちらからご覧ください。

何かご不明なことがございましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

お待ちしております。