東京都世田谷区では世田谷区立の中学校で今月から月に一回程度『カジュアルデー』を設けると発表しました。
企業や学校などの教育機関でも取り入れられているカジュアルデーとはどのような物なのでしょうか?
カジュアルデーとは
カジュアルデーとはアメリカのIT企業が多く集まるシリコンバレーで働く人々がラフな服装で勤務をしていたことが発祥だと言われています。
日本ではこのシリコンバレーの人々をお手本にして1990年代後半に企業で
“週に一回または月に1回フォーマルな服装(スーツやネクタイなど)ではないカジュアルな服装で通勤できる日”
として設けられた日を指します。
この日常的ではなく日付を限定した上でカジュアルな服装をする働きは様々な企業で導入され広まりました。
該当の曜日は企業によって違いますが金曜日であることが多いため『カジュアルフライデー』とも呼ばれていました。
近年では清潔感を保ちながら業務に影響の出ない範囲の服装として
『オフィスカジュアル』『ビジネスカジュアル』を取り入れている企業も少なくなく
求人広告にもポイントとして書かれてあることもあり
堅苦しくない服装で日々の業務を行えるということは魅力の一つだと言えます。
教育施設においてのカジュアルデー
今回世田谷区立にある全29の中学校で導入されるカジュアルデーでは
学校生活に支障のない範囲で生徒が自由に服装を選ぶことができます。
自由な服装なので普段通りに制服での登校も可能とのことです。
生徒の主体的な判断力を育み多様性を尊重するきっかけになることを期待しての導入です。
またカジュアルデーが導入される同じく4月から男女関係なくズボンとスカートを選べる制度が導入されました。
こちらはLGBTの生徒に限ったことではなく世田谷区立の中学校に通う全生徒が選ぶことができ
『自由な服装での登校』や『男女に関わらない制服の選択肢の幅を広げる』ことで多様化に対応する動きを見せています。
自由な服装で自分を表現
このようなことから“仕事=スーツ“や”学校=制服“という考え方が時代と共に変化してきているとも言えます。
日々多様化していく社会に取り残されないためには情報をアップデートしていく必要があります。
自由な服装をきっかけに自分を表現し他社の考え方やあり方を互いに認め合うことで
多様化する社会を生きるために大切な力をアップデートできるかもしれません。
弊社株式会社アスタイルでは今回カジュアルデーが導入された
東京都世田谷区の物件の取り扱いもございます。
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