2000年代に入って、広島県呉市や東京都品川区など各地で、
自治体独自の取り組みとして“小学校での初等教育と中学校での前期中等教育の9年間を一貫させた教育を行おうという試み”が始まりました。
今やその取り組みは全国的に広がり小中一貫教育を導入する市町村が増えて
施設を新しく建築したり既存の隣接した小学校と中学校の校舎施設を改築したりして整備する『施設一体型』や
既存の小学校と中学校の施設を活用してそれぞれの組織・運営を維持しながら具体的な連携を行う『施設分離型』など
様々な形態の学校が誕生していますが、小中一貫校はどのようなメリットから増えているのでしょうか?
【小中一貫校におけるメリットとは】
・学力向上に繋がる
9年間という長い期間をかけて学校独自の教育カリキュラムを組むことができるため、
中学校の内容を小学校の段階で中学校の学習を先取る
・外国語(英語)学習を取り入れる・中間試験や期末試験などの定期テストを取り入れる
などといった教育をすることができ学力の向上が期待されています。
・「中1ギャップ」を回避できる
小中一貫教育では、小学校から中学校への接続が滑らかになるため、
“小学校とは環境の違った中学校生活になじめない”「中1ギャップ」などの問題が起こりにくいとされています。
・交流が盛んになる
一貫校にすることにより小学校と中学校の共同で行事に取組むことになるため、
学校に囚われず自由な交流がしやすくなります。
生徒だけではなく教員同士でも生徒の情報の把握などが
スムーズにやり取りが行えるため全体の結束力が高まります。
また近年では少子化により学校統廃合される学校が少なくありません。
保護者や知識住民の反対で学校統廃合が難しい場合、
“新しく小中一貫教育の学校をつくる”ことで反対意見も少なくなり
学校統廃合がしやすくなりやすいというメリットもあります。
小中一貫校であれば一か所に多くの生徒を集めることができるので
多くの人と接する機会が増えて豊かな人間性を育むきっかけになるかもしれません。
【施設一体型と施設分離型の
小中一貫校を取り入れている品川区】
弊社株式会社アスタイルでは2006年に第二日野小学校と日野中学校を母体とした
日野学園を皮切りに現在6校の小中一貫校が開校されている品川区の物件も取り扱っております。
ホームページがございますのでよろしければ下記バナーからご覧ください。
何かご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております。
<<品川区のおすすめ物件はこちらから!>>