女性は男性よりプラス傾向 ワンルーム投資平均年間利益 4%越え

企業や団体などの広告・PRコンサルティングサービスを提供する会社は、会社員でワンルーム投資をしている全国の20~59歳の男女200人を対象に「不動産投資に関する調査」を実施した。

 

その結果により、実質年間の投資利益は全体平均が4%であることが分かった。50代の平均が3.8%あるのと比べ、20代の平均は4.5%と50代の平均を上回った。さらに男女比で見ると、女性の平均4.4%、男性の平均3.8%と女性が男性を上回る結果となった。

 

年間家賃利益に関しては、「プラス」と回答したのは76.5%となった。20代・30代では「プラス」の回答が8割越となり、この事から若い世代の投資が順調である様子が分かる。

 

投資マンションの築年数で最も多い回答は5~15年未満が約3割で、男性は築年数に関係なく分散し購入している傾向があるのに対し、女性は築5~15年未満の物件を購入している人が8割強と非常に高い。借入金の利用については、「利用した」回答は40代(64.1%)と最も多く、反対に20代(23.5%)と最も少ない結果となった。

 

物件投資をする目的として、「年金での生活が不安」「節税対策をしてお金を残したい」という回答が5割を占めた。物件投資で不安に思っていることは、1位が「空室のリスクがある」(66%)、2位が「家賃の低下」(56.6%)であった。マンション購入のきっかけとして「ネット(ブログ・SNS)」の利用を挙げた人は、女性40%、男性15.5%で女性が男性を大きくしのぐ結果となった。