おしゃれなカフェや話題のお店が並ぶ東京のおしゃれタウンとして人気な世田谷区『三軒茶屋』。
様々な媒体の住みたい街ランキングにも名前が上がるおでかけや生活に便利な街です。
そんな三軒茶屋は『三茶』などの愛称でも呼ばれ人々に親しまれていますがその地名には何が由来しているのでしょうか?
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三軒茶屋の由来は参詣ブームにあった?
『三軒茶屋』の由来は265年続いた江戸時代の中期にまで遡ります。
当時江戸では神仏を拝みに行く参詣が観光旅行のように楽しまれていました。
全国様々な神社の中でも『伊勢神宮』が人気で江戸時代に4回もの爆発的な伊勢参詣ブームが起きたほどだと言います。
当時国内であっても旅行には現在のパスポートのような身分証明書が必要でした。
そのため名主と菩提寺の住職に書いてもらった従来手形や
関所の通行許可証である関所手形(女性のみ)の準備をする必要がございました。
他にも財布、弁当、足元を照らす提灯やろうそく、
急な雨に降られた時の雨具、火打石や衣類などを風呂敷包んでいたと言います。
当たり前ですが現在と違い移動手段が徒歩のみだったため
当時の人々は参詣の為多くの時間と体力を費やしていました。
これだけ多くの荷物を持ちながらい何日もひたすら歩かなければいけないため
参詣をする人々は道中で見える景色や名物を楽しみながら目的地まで歩いて向かっていました。
神社参詣ブームで鎌倉から登戸を経由して奥州に向かう道として
賑わっていた大山道と登戸道の分岐するところ(追分)に
“『信楽』(後の旅館『石橋桜』)と『角屋』と『田中屋』といった茶屋が三軒並んでいた”
ことが三軒茶屋の由来だとされています。
由来となった茶屋は現在いずれも姿を消してしまい確認することができませんが
『田中屋』は陶器の販売店『田中屋桃陶掩』として当時と同じ場所で営業しています。
江戸時代以降の現在も人気の街『三軒茶屋』
このようなことから三軒茶屋は昔から人々が集まる賑やかな街であったと言えます。
弊社株式会社アスタイルでは今回地名の由来を紹介しました三軒茶屋の物件も取り扱っております。
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