一般財団法人渋谷区観光協会とシェアリングエコノミー協会が連携協定を結びました。
シェアリングエコノミー協会はすでに2017年に渋谷区と連携協定を結んでいますが、
今回は観光協会と連携することでシェアリングエコノミーの利点を生かし
人、空間、体験や時間などをシェアすることでさらなる観光振興を図ります。
シェアリングエコノミーとは?
シェアリングエコノミーとはアメリカのシリコンバレーで生まれた
乗り物、住居、家具、衣類などの”個人が所有するモノやサービスを個人のみで所有したり使ったりするのではなく
インターネットを介して情報を共有することでモノやサービスを必要としている人に必要としているタイミングで
貸し出しを行うことができる社会的な仕組み・サービス”のことを指し現在様々な国と地域で取り入れられています。
シェアリングエコノミーを行うことで貸し出す側は“モノを必要としている人に貸し出す”ことで
使われていなかった自動車、土地や宿泊スペースなどに新たな価値を見出すことができ、
借りる側は“必要としているタイミングにモノを借りる”ことで
個人でモノを所有するときよりも費用を抑えながら必要としているタイミングにだけモノを使うことができます。
2016年に東京でスタートしたサービス利用希望者とレストランなどの飲食店パートナーと
一般の配達員のマッチングを行うタクシーサービスで知られる『Uber EATS』もその一つです。
シェアリングエコノミーと渋谷区
今回シェアリングエコノミー協会と協定を決めた渋谷区観光協会は
今年9月に開催されるラグビーワールドカップや来年に控えた東京オリンピック・パラリンピックなどの
一大イベントで渋谷に多くの観光客が訪れると推測できる状況でありながらも抱えている
『宿泊施設不足』や『交通渋滞』などの課題をクリアすべく
シェアリングエコノミーで民泊や相乗り(ライドシェア)を
実験的にでも取り入れて形にできないかと今回の協定を結ぶに至りました。
世界的にもシェアリングサービスが広がるタイミングは
国際的なイベントが開催される時期ということから積極的に取り組まれていく模様です。
シェアリングエコノミーがより多くの人々に使われるためには
サービスの周知や安全性などを保障することで利用者の輪を広めることが大切です。
4月上旬にホームページの設置。ゴールデンウイークにはイベントを予定しているとのことです。
このようなことから渋谷区は未来を見据えて次々に新しい取り組みを行っていく街と言えるでしょう。
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