住宅を購入する際、諸費用が足りない!

家の購入や新築を建てるとなると、土地や建物以外にも結構な金額の諸費用が必要になります。諸費用は現金での準備が原則ですが、預貯金が少ないなど現金で準備できない場合は、諸費用ローンといった専用のローンで借りることもできます。多くの金融機関が住宅ローン利用者を対象に諸費用専門ローンを用意しています。銀行によっては、印紙税・手数料・火災保険料に限らず家具や家電製品の購入にも利用することができます。ただし、住宅ローンと比較すると金利が高くなるケースが多く、住宅ローン返済に加え諸費用ローンの返済も行うため負担に感じます。住宅ローンは、数あるローンの中でも特に金利が優遇されています。諸費用ローンは通常融資に近いので優遇が手厚い住宅ローンと比較すると金利が高めになります。

ローンを借り入れる金融機関にもよりますが、諸費用をローンに組み込むことが可能です。しかし、諸費用といっても融資手数料・保証料・登記費用・印紙税以外は組み込めなことが多いのでローンの利用を検討する際は、金融機関選びから考えて行う必要があります。

≪住宅ローンの諸費用≫

融資事務手数料・・・住宅ローンを借りる際の手数料。約3万円~5万円

保証料・・・・・・・信用保証会社の保証を得るためのローン保証金。

火災保険・・・・・・地震で被害をうけることもあるかもしれません。

          地震保険も新築の際に加入を考えましょう。

斡旋手数料・・・・・不動産会社に手続きを代わりにやってもらった場合や住宅

          ローン代行手数料として支払いが生じることがあります。

団体信用生命保険・・金利に上乗せされていることが多く、その場合は別途支払

          う必要はありません。

住宅ローンより短く返済期限を設定すれば金利が節約でき、諸費用部分返済後の余裕につながります。諸費用にかかる負担を減らすために金利だけでなく諸費用の負担もしっかりと考慮して住宅ローンを選びましょう。