住宅ローン専用アプリで手続き完結

金融機関もスマホなどの端末の進化や通信環境の進歩もあり、店舗を持たずに金融商品やサービスを提供するところが増えてきました。

住宅ローンの契約については対面でないと契約できないケースが一般的でした。しかし、最近では住宅ローンの手続きを専用のアプリなどをつかいインターネットで完結できる金融機関が増えてきました。デジタル対応を強化し、住宅ローンの主要客である若年層の取り込みを図るのが狙いです。

店舗に行かなくても手続きを完了できる住宅ローン商品を取り扱う金融機関はネット銀行が中心ですが、メガバンクでも最近はインターネットで申し込みが完結できるようになってきました。審査か契約段階の面談では、契約内容の理解を深めてもらうほか家計の見直しなど提案する狙いがあります。こうした面談もウェブ会議やチャットなどアプリ上の機能などで代替できるようになります。電子署名などの電子契約で済む場合は、収入印紙や消印・署名捺印が不要のため、印紙代や何枚も記入する手間もはぶくことができます。アプリの導入などにあわせて、銀行の業務効率も高めてコスト削減を図り、将来的には業務の大半をペーパレス化し審査機関を短縮する方針です。

 

【三菱UFJ銀行】

事前審査から正式申込・書類授受・契約の手続きまでネットで完結。ネット専用住宅ローンなので低金利でお借り入れが可能。印紙・捺印も不要。

【三井住友銀行】

アプリをダウンロードすればいつでも申し込み可能。審査に必要な書類はカメラで撮影アップロードできます。

【みずほ銀行】

AI事前診断で審査がおりる可能性が最短1分で診断できます。申込から契約までネットで完結。