電車やバスの車体に広告を八付けた人々くラッピング車両。人々の目を引く宣伝方法はいつ頃から取り入れられている?

電車やバスなどに人気のキャラクターや商品やサービスの広告を車体に張り付けた『ラッピング車両』。

ラッピングされることで普段の電車とは違ったデザインになり

目を引き大きな宣伝効果があると思えますがいつ頃からこのような宣伝方法がとられるようになったのでしょうか?

日本のラッピング車両のはじまり

日本で最初のラッピング車両が誕生したのは

1964年に長崎電気軌道の路面電車に施されたものだと言います。

これはあらかじめ広告をプリントしたフィルムを車体に張り付ける宣伝方法が

世界的に行われていたことを受けて取り入れたものでした。

実際には海外のようにフィルムを使ったものではなく塗装による広告ではありましたが、

その後徐々に他の地域の公共交通機関でも取り入れられるようになりました。

塗装による広告ではありましたが、

その後徐々に他の地域の公共交通機関でも取り入れられるようになりました。

しかしながら広告が変わるたびに塗装をするとなるとどうしても手間になってしない

短期間掲載の広告に不向きであることや大きなデザインの制約が生まれてしまうため

1990年代中頃からようやく日本でもフィルムを使ったものが主流になりました。

このようにフィルムを使うことで短期間の作業での準備と

掲載期間が終了した後にははがすだけで修復することができるようになりました。

この手法は多くのメリットから広告以外にも使われています。

数年前から投入された山手線の新車両の外装のグラデーション部分も

ラッピングになっていて実は身の回りには既に多くのラッピングが施されています。

現在のように『ラッピング車両』という名称が広く知れ渡ったのは

2000年に当時東京都の都知事であった石原慎太郎の発案で登場した都営バスを新聞やテレビなどが

『ラッピングバス』という名称を使って大々的に報道したことが影響していると言います。

世田谷線のラッピング車両

東急電鉄は今月11日(土)と12日(日)に行われた

世田谷線50周年を記念して沿線の駅や商店街と一体になったイベント『世田谷線フェス』に合わせて

世田谷線で招き猫のデザインを車体全体にラッピングした『幸福の招き猫電車』を運行させました。

外装だけではなく車体内の床に猫の足跡があしらわれていたり

つり革も招き猫を落とし込んだデザインになっていて

まさに招き猫づくしの車両になっています。

この幸福の招き猫電車は2017年に世田谷線の前身である

玉川線の渋谷駅玉川駅間の開通110周年を記念したイベントを

行った際に運行したもので約2年ぶりの復活になります。

招き猫のデザインが採用されたのには

沿線にある豪徳寺が招き猫発祥の地として有名なことが関係しています。

豪徳寺は境内に数多くの招き猫が置かれていて

猫好きや外国人観光客にも人気なスポットです。

よろしければ過去の記事をご覧ください⇒招き猫発祥の地とは?

今回の復活で車体の前面に猫耳を追加するなどしたことで

より猫らしさを感じるラッピング車両になっています。

運行の終了日時は未定とのことなので

乗車してみたい方は早めに足を運ぶことをお勧めします。

地域を象徴するものを取り入れたユニークな電車が走る世田谷区

現在弊社株式会社アスタイルでは

歴史があり現在も多くの人々が訪れる豪徳寺や幸福の招き猫電車が運行する世田谷区の物件の取り扱いがございます。

物件を紹介したホームページがございますのでよろしければこちらからご覧ください。

何か気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。

随時現地販売会も行っていますので話題のラッピング車両と一緒に実際にご覧いただければと思います。

皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。