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投資マンションを購入する際に建物や設備のどこをチェックすればいいのでしょうか?

投資マンションを購入する際に建物や設備のどこをチェックすればいいのでしょうか?

どんな建物でも年数がたてば設備の腐食や劣化が起こります。オール電化等の設備も将来のメンテナンスに多額の費用がかかる場合があります。維持管理に多額の費用がかかれば投資用不動産としては収益面を考えると問題です。

住宅設備といってもたくさんの設備があります。抜けもれなく確認するのは大変です!

 

≪住宅設備内容≫

・床暖房 ・冷暖房 ・換気扇 ・床下収納 ・下駄箱 ・給湯器 ・湯沸器 ・浴槽 ・食器洗機 ・トイレ設備 ・洗面台 ・ドアチャイム 等

 

多くの設備をチェックするのに役立つのが売買契約時に付与される「付帯設備表」です。

 

付帯設備表・・・社団法人全国宅地建物取引業協会連合会策定の書式では、トラブル防止の観点から売買物件の付帯設備の取扱いについて「付帯設備表」を用いており、売買契約の付属書類となっています。設備の「有無」故障不具合の「有無」交渉不具合「有」の場合は具体的な内容を記載し、残留物と撤去物を明確にするための書類です。

 

設備のチェックは住むことを考えて設備の不具合や利便性を検証しましょう。投資用に賃貸に出すのであれば賃借人が住みやすい物件でなくてはなりません。特に水回りは重要です!では、どうやってチェックすればいいのでしょうか?

 

・台所のシンクや浴槽はある程度水を貯めて流れがつまらないか確認しましょう。

・お風呂のドアにシャワーで水をかけドアの外に水が漏れないか確認しましょう。

・浴室乾燥機は最強にしてどの程度の乾燥状態になるか確認しましょう。

・キッチンやエアコンの換気が洗濯物にあたらないか確認しましょう。

・コンセントの位置は使いやすい所にあるか確認しましょう。

・台所と浴室で温水を出し給湯器が安定しているか確認しましょう。

 

建物も屋上の防水・塗装状況・外壁の状況・耐震状況などを確認することが必要です。修繕工事の履歴を確認し今後どのぐらい修繕費がかかるか把握しておきましょう。

定期点検や日常点検など適切に行っているか、点検内容や診断内容ごとに適切な専門家がおこなっているか自然災害等による劣化の進行度合いの記録があるかなども確認しておきましょう。

大規模なマンションでは魅力的な共有施設のあるマンションも多いですが、共有施設の維持費はマンション管理費として住民が負担することになります。本当に必要な施設なのか、管理費は高くないかを見極めることが大切です。

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